ZEBRA製デスクトッププリンタZD420を弊社より導入いただいた企業様の社内報に公開された記事をご提供いただきました。

■マーケットレポート:IT業界の「なぜ?」を探れ!

 

業務用ラベルプリンター導入企業が続々と“指名買い”富士栄シスコムが選ばれる「4つの理由」とは?

業務用ラベルプリンターの分野で世界トップシェアを誇るゼブラ・テクノロジーズ(以下ゼブラ)。そのプレミアパートナー(正規販売代理店)として、長年にわたりゼブラ製品を取り扱っているのが富士栄シスコムだ。富士栄シスコムはなぜ選ばれるのか。そこには、他の販売代理店と一線を画す「4つの理由」があった。(文・構成/富士栄シスコム特別取材班)

ゼブラ製品の販売がビジネスの柱に

 バーコードやRFIDなどの自動認識関連製品を取り扱う技術商社として、1999年に設立された富士栄シスコム。2002年にゼブラ製品の取り扱いを開始し、2008年にプレミアパートナーに認定された。現在ではゼブラ製品の販売がビジネスの大きな柱へと成長している。
ゼブラは1969年に創業した業務用・産業用プリンターメーカー。1982年に世界で初めてバーコードラベルプリンターを開発・発売したメーカーとしても知られている。なかでも業務用ラベルプリンターの分野では世界トップシェアを誇っており、100カ国1万社以上のパートナーを通じて製品が提供されている。ゼブラの日本法人によると、フォーチュン 500企業の9割以上がゼブラ製品を採用しているという。
日本では国産メーカーが市場を占有しているものの、近年は信頼性・堅牢性の高さが評価され、急速にシェアを伸ばしつつある。技術商社として国内外のさまざまなメーカー製品を販売してきた富士栄シスコムが、ゼブラ製品を中心に取り扱うようになったきっかけもここにあった。
「ゼブラのプリンターは、国内外の他社製品と比べて圧倒的に故障が少なく頑丈です。各社の製品を販売してきた当社ですが、ゼブラ製品ならば自信を持って安心してお勧めできるので、ゼブラ製品の売上は年々増加しています」(富士栄シスコム 取締役 営業部長 福島正俊)

富士栄シスコムが選ばれる“強み”とは?

 業務用ラベルプリンターはニッチな製品というイメージがあるが、実は非常に幅広い領域で利用されている。例えば通販商品を梱包したダンボールに貼付されている宛名シールは、ラベルプリンターで出力したものだ。また商品やサンプルを識別するバーコードを印刷したシールは、製造業、小売・物流・流通業、学術機関、医療機関など業種業界を問わずに使われている。
そんな業務用ラベルプリンターの調達先として、富士栄シスコムを“指名買い”する企業が増えている。富士栄シスコムが選ばれるのは、他の販社とは違う同社ならではの強み ――「選ばれる理由」があるからだ。

 

理由1「技術力」
―― 製品を熟知したエンジニアが営業スタッフを兼任

 販社では一般的に、顧客企業に製品を販売する営業スタッフと、製品の技術支援を行うエンジニアが業務の役割を分担している。しかし、富士栄シスコムは違う。製品を熟知したエンジニアが営業スタッフを兼任するという体制を敷いているのだ。
そのためユーザーから何か質問や問い合わせがあったとしても、営業スタッフがいったん持ち帰ってエンジニアが回答するようなタイムラグは発生しない。営業スタッフがその場で回答できる「技術力」を持っているのである。
「当社の営業スタッフは、約半年間にわたって当社独自の技術研修を受講します。研修では製品をすべて分解して、内部の仕組みを学ぶこともあります。またゼブラのトレーニングに参加して認定資格を取得する取り組みも積極的に進めています。こうして技術力を身につけ、製品を熟知したエンジニアとして営業を担当します。ちょっとした故障や不具合はその場で直してしまうこともよくあります」(富士栄シスコム 営業部 主任 原勝崇)
【ユースケース①】
物流業A社では、荷物に貼り付ける宛名シールや識別シールを印刷するために、富士栄シスコムからゼブラのラベルプリンターを大量導入した。使用頻度が高くても壊れにくく、トラブルが発生しても富士栄シスコムの営業担当者がその場ですぐに対応する技術力の高さを評価し、他社製品を提供する別の販社から富士栄シスコムへ乗り換えたという。

理由2「対応力」
―― 手厚い保守サポート体制で迅速な問題解決を約束

 程度の差こそあれ、どんな製品も故障や不具合が発生することがある。そんなときにユーザーは、できる限りダウンタイムを短くしたいと考える。しかしサポート窓口に連絡しても、すぐに原因を究明できず、修理・復旧に時間がかかるようではユーザーからの信頼を大きく損なうことになる。
富士栄シスコムはこうした事態を避けるため、短時間のうちにオンサイトへ駆けつける手厚い保守サポート体制を用意している。製品の保証期間中であれば、無償で修理・復旧に対応する。すぐに修理・復旧できない場合に備え、代替機の在庫も豊富に抱えている。
「ラベルが印刷できないだけで止まってしまう業務もあります。お客様が望むのは、一刻も早く復旧することです。当社は不具合発生から24時間以内に必ず対応を開始し、その迅速な解決に努めています。現地へ駆けつけるオンサイトサポートや、お客様から機器をお預かりして修理を行うセンドバックサポートなどさまざまなプランをご用意しており、ニーズに合わせてサポートコストを削減することも可能です」(富士栄シスコム 営業部 主任 原田久)
【ユースケース②】
医療機関B病院では、血液検査や検体などの標本に貼り付けて患者を認識するためのラベル印刷にゼブラ製品を利用している。万一、診療時間内にラベルプリンターが止まってしまうと検査や診断に支障を来たすため、故障の発生時に迅速に駆けつける素早いオンサイトサポートを提供する富士栄シスコムが、製品の調達先として選ばれた。

理由3「提案力」
―― 導入シーンから用紙選びまで、あらゆる使い方を提案

 販社の中には、顧客企業が指定した製品を販売して終わりというところも多い。だが富士栄シスコムは、そうした販売手法を是としない。顧客企業のニーズや要件をヒアリングして、「どのような業務にどんな形で適用すると効果的な使い方ができるか」といった導入シーンを提案することもあるのだ。
それはインクリボンや用紙の選び方などの細かい部分にも及ぶ。ラベルを貼り付けるモノや環境を考慮し、例えば高温(低温)環境でも耐えられるか、剥がしやすい/剥がれにくいか、印刷が消えないように保護できるかといったところも考慮して提案するのだ。
「ラベル用紙はゼブラ純正品だけでなく、サプライ品メーカーと協力して数百種類を用意しています。取り扱っている用紙についてはすべて社内でテストを行い、要件を満たす耐久性があるかどうかを調べることで、印刷トラブルを未然に防いでいます。また用紙ニーズは千差万別なので、1mm単位のカスタムメイドにも対応しています」(富士栄シスコム 原)

【ユースケース③】
タイヤメーカーC社では、表面に凸凹があるタイヤ表面に貼り付けても剥がれず、温度変化の激しい倉庫内で保管しても文字が消えないというニーズを満たすために、富士栄シスコムからゼブラ製品と用紙を調達した。同様に、極寒かつ強紫外線という過酷な環境で使用する日本の南極観測隊も、富士栄シスコムが提案した専用シールを採用している。

理由4「総合力」
―― 周辺環境も含めたトータルソリューションを提供

 製品を単体売りする販社も多いが、富士栄シスコムにはトータルソリューションを提供できるという強みがある。ゼブラ製品だけで数十機種に及ぶプリンターをはじめ、バーコード・2次元コード・RFIDに対応したスキャナー/リーダーやハンディーターミナル、ラベルのデザイン・印刷に必要なソフトウェアなど、業務に必要なあらゆる製品をワンストップで提供している。
「当社はゼブラのプレミアパートナーとして、すべてのゼブラ製品を長年にわたり取り扱ってきました。その経験と実績から、お客様のニーズや要件に最適なソリューションの組み合わせをトータルに提供することができます。ZASP(ZEBRA Authorized Service Provider)認定も取得しており、保守サポートや消耗品販売などあらゆる方向から総合的にお客様をバックアップします」(富士栄シスコム 原田)
【ユースケース④】
世界最大の米国小売業D社では、倉庫や店舗で使用するラベルプリンター、バーコードリーダー、ハンディーターミナルなどのゼブラ製品一式を導入している。商品の仕分けに必要なトータルソリューションを世界規模で一元的に調達・導入できるからだ。D社傘下の日本法人である大手スーパーマーケットにも導入されており、その一部は富士栄シスコムが納入している。

ゼブラも富士栄シスコムを高く評価

 「4つの強み」を持つ富士栄シスコムに対し、ゼブラも賛辞を惜しまない。ゼブラ日本法人の担当者は「日本国内にはゼブラの販売代理店が数多くありますが、富士栄シスコムは技術力とサポート力を備えた随一のパートナーです。ゼブラの認定資格も富士栄シスコムの受講者は全員合格しており、当社としても安心してビジネスを任せられます」と評価する。
皆様の会社でも、ラベルプリンターを使う機会がどこかにあるかもしれない。そのときはぜひ、富士栄シスコムに問い合わせしていただきたい。必ずや満足のいくソリューションを提供できるであろう。